滋賀医大学生実習研修(地域医療)

2007.2.18〜22 滋賀医大5年生 M M.


前日の歓迎会 ペンションいぶきにて。
自治医大地域医療学センター三瀬助教授も一緒に


朝 8:15〜

朝ミーティング
午前 8:30〜

外来実習

担当:畑野

調剤、外来リハビリ

担当:久保、新川

訪問看護

担当:北川、堀

老健介護

担当:勝居、山本

昼 12:30〜

昼食、休憩
午後 14:00〜

訪問診療

担当:畑野

ケアマネージャー・在宅支援

担当:谷川、西村

出張所外来

担当:中村

老健介護

担当:勝居、山本

夕方 18:00〜

夕方ミーティング

オリエンテーション

夕方ミーティング

フィードバック

担当:鈴木、中村、畑野


◆プログラムの評価

■自習全体の満足度
  悪かった0%                     ↓100%良かった

 大学では体験できないことを、見学・実習できたことは、本当に貴重な経験になりました。また福祉・介護・看護の重要さ、それらと医療との連携を実際に体験でき、とても勉強になりました。

■ケアセンター外来実習(担当:畑野)

悪かった0%                ↓       100%良かった

 診察だけでなく、X線などできること全てを先生が行われることに驚きました。またあらゆる科の知識を持ち、的確に診察されているのを見て、私も幅広く診察できる医師になりたいと思いました。

■訪問診療(担当:畑野)
  悪かった0%                     ↓100%良かった

 初めての体験で、とても楽しかったです。また初対面の私を患者さんや家族の方が、とても快く受け入れてくださり、診察までさせていただいて、感謝しています。その中で寝たきりなど悪い体勢での血圧測定や聴診の難しさを感じました。

■調剤/外来リハビリ(担当:久保/新川)
  悪かった0%                     ↓100%良かった
 

 調剤では、実際に薬の調合をさせていただいたり、薬剤師さんの面からお話が聞けて勉強になりました。リハビリでも体験させていただきながら、話を聞かせてもらえました。

■ケアマネージャー・在宅支援(担当:西村)
  悪かった0%                     ↓100%良かった

 入所前に実際に入所者さんを訪れ、家族の方への説明や、入所者さんの実際の様子を把握するというのはとても重要だと感じました。そして、介護と医療の連携において、ケアマネージャーさんの存在の大きさがわかりました。

■訪問看護(担当:北川、堀)
  悪かった0%                  ↓   100%良かった

 看護だけでなく、リハビリなども重ねておられて、週1回で短時間であっても、その重要さがよくわかりました。

■出張所外来(担当:中村)
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 全てが初めての体験で、驚きと感動の連続でした。患者さんは先生の顔を見て話をするのが楽しみといった様子で、理想の医師ー患者関係を築かれていることに感動しました。また地域の人々の温かさを感じました。

■老健介護(担当:勝居、山本)
  悪かった0%                     ↓100%良かった

 大学病院の実習では、体験することがない介護の仕事。大変だとはわかっていたのですが、実際に体験させていただき、本当に大変であると感じました。そんな仕事を少人数で上手に連携されていることに感心しました。


◆施設について

■施設(食事・宿泊・入浴)環境について
  悪かった0%                     ↓100%良かった
 
 
 食事も美味しく、宿泊室もきれいで過ごしやすく、とても快適でした。また宿泊室内にお風呂もトイレもあり、自分のペースで行動でき、自宅のようにリラックスできました。


◆スタッフの存在

■スタッフの存在があなたの実習にはたした役割について何でも教えてください。

畑野先生:お忙しい中、いつも優しく丁寧に教えていただきました。誰に対しても温かく接する先生の態度に感動しました。

中村先生:いつも笑顔で明るく、先生を見ているだけで元気になるので、私もこのように患者さんと接しなければと思いました。

鈴木先生:一番近い存在で、いつも私のことを気にかけてくださってとても心強かったです。

臼井先生:短い期間で、あまり接する機会が少なかったのですが、出会ったときには必ず声をかけていただいて、とてもうれしかったです。

久保さん:現場の薬剤師さんの生の意見がとても参考になりました。いろいろやらせていただいて楽しかったです。

リハビリ 新川さん、瀧澤さん:実際のリハビリの様子や、私も機材を体験させていただいて面白かったです。

ケアマネージャー 谷川さん、西村さん、阪東さん:実際に現場に同伴させていただいて、いろいろ説明してもらったり、とても勉強になりました。

訪問看護師 堀さん:現在の医療と今後の医療のあり方など、お話ありがとうございました。とても考えさせられました。

老健 勝居さん、山本さん:元々人数が少なく、忙しい中、私にも指導してくださり、ありがとうございました。


包括ケアセンターいぶき地域医療研修のまとめ

※この1週間の研修で印象に残ったこと、出来事を挙げてください。その中で一番印象に残ったことに○をつけてください

○患者さんとの関わりの深さ(患者さんだけでなくその家族の方々までも) 特に往診で感じました
・これからの医療の中で認知症の占める割合の多さ、またその難しさ
・医師ー患者関係の理想像を見れたこと
・介護の大切さ

※今回の研修で評価できることを教えてください

大学病院での実習だけでは学ぶことができなかった、医療と介護の連携の重要性をほんの一部ですが、知ることができて勉強になりました。また医療行為を行うだけでなく、地域の人々と触れ合うことができ、医療を行う上で一番大切な根本になる人と人との関わりを、改めて感じることができました。

※今回の研修の反省点があったら教えてください

医療者としての知識がなさすぎて、多くの方にご迷惑をかけたと思います。

※今回の研修を通して何か今後の目的は浮かび上がりましたか?

”病気を見るのではなく、まずその患者さんを見る” このことを常に一番に考えながら、今後勉強をしていきたいです。

※その他なんでもどうぞ

何でもできない私を温かく見守ってくださったスタッフの方々、初対面の私を快く受け入れてくださった患者さん達に本当に感謝しています。ありがとうございました。


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