春一番の妖精たち  2007.2.25

去年より1ヶ月早い春。山東野、伊吹野、そして伊吹山麓を歩いてみました。


山東野にて。ツルリンドウの実でしょうね


マンサクが咲き出していました


家族連れの楽しい声が聞こえてきます。しかし花にはだれも気がついていない様子。


人のために咲かない。自分のために咲いている花が好きです。


伊吹野の節分草はいよいよ満開になっていました。


たくさんの花と、たくさんの人でした


時代が過ぎても咲いていて欲しいと願いつつ・・・


スハマソウ(洲浜草)も林間に咲き始めました。


双子の花や・・・


くっついた花もありました。突然変異でしょうか? 花びらは12枚ありました。


すくっと立つ姿がいいなぁ


福寿草もいつもの所に咲きました。安心。


いつまでも残したいです。是非ご協力を。


セントウソウも咲き始めましたね。3mmくらいの花


7枚の花びら


紅梅も咲きました。


伊吹山麓の林の中に入ると、咲いていました。コセリバオウレン(小芹葉黄連) 雄花。


コセリバオウレン 雌花・・・でよかったでしたっけ?


花は大きさ1cmのダイヤモンドです。
コメント『オウレンのうち、3回3出複葉という細かな切れこみのある葉を持つものは、コセリバオウレンと呼ばれて区別されています』と。効能は、『健胃(けんい)、整腸薬として消化不良や下痢止めに用います。苦味が強いのは黄色物質のベルビリンによるもので、粉末や煎じ薬として用います。黄連の性として寒であるため、病態が冷えているような場合には用いられません』と。
代表格の漢方として、『黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)という方剤。体の熱や炎症をとり、機能の亢進をしずめる働きがあります。体力がある人で、のぼせ気味、また血圧が高めの人に向いています。具体的には、のぼせ、ほてり、イライラ感、不眠、動悸、胃炎、鼻血などの出血、あるいは高血圧にともなう頭重感や肩こり・めまい・耳鳴りなどに適応します』