2007 中学生選抜(U-15)日本代表ホッケーチーム オーストラリア遠征選手団
2007年12月5日

3日目


 3日目は、オーストラリアナショナルチームの選手の方々に来ていただき、指導(コーチング)を受けました。「オーストラリアのホッケーはこうだ」と、とても熱心に教えていただいたようです。私は素人なのでよくわかりませんが、組織(チームプレイ)として考えることを要求されており、@攻撃2vs守備5,A攻撃3vs.守備4,B攻撃4vs.守備3,C攻撃5vs.守備2と、局面を変えながら、素早く動くことを要求していらっしゃいました。確かに試合中は局面が瞬時に変わっていきます。特に強調されていたのは、ボールを持たないプレイヤーがどのような動きを求められるのか考えることのようでした。
 ボールデッドになった瞬間、歩き出す子どもたちが多かったのですが、フィールド内では常に走り続けることを教えていました。神聖なフィールド内では手を抜かないこと、だらだら歩かないこと。


 帰りに近くのKings Parkに立ち寄り、記念写真を撮りました。南半球において、市内にある公園の中で、世界一大きい公園だそうです。自然の雄大さと都会のビルディングが異質でもありますが、全体としてはよくマッチしています。

 午後のフリータイムでは、ホテル横のアウトレットの店で買い物をしていたようです。外国で自分の力で買い物をすることも勉強です。夜は韓国料理のお店で賑やかに食事でした。「日本代表として恥ずかしくない態度」も求められており、緊張とリラックスをうまく使い分けて行くことが大切なようですね。お疲れさまでした。

朝の準備運動

指導者から指導を受ける

指導者はGryphonというスポーツ用品会社の・・・

チームのスタッフ(選手)さんです

オーストラリアンスタイルのホッケーの指導を・・・

真剣に聞き入っていますね。

通訳さんがついてくださいましたが、・・・

英語を学ぼうというよい機会になってほしい

指導は実践的のようで・・・

試合を意識したプレイを求めていらっしゃいました

実際に指導していただく

考えて動いたかどうかを重要視されていたよう

11人制はまだ3ヶ月くらいですよね

とても貴重な機会だと思います。

出番の多い新川トレーナー

コーチングの後、団長によるお礼の言葉

何を渡しているかというと・・・

全日本のTシャツのようです

全員で記念写真!

バスから降りて・・・

Kings Parkの見晴らしの良いところに出ました

仲良く・・・

自分のカメラにも納めましょう

女子は賑やかなのに対し・・・

男子は写真を撮りあう子も少ない・・・

女子チームのコーチ陣。若々しいです

楽しい人もいましたね。

Kings Parkから見たPerthの市街地。Perthは、人口140万人くらいと言ってましたっけ?

私たちメディカルサイドとしては、できるだけ良いコンディションでプレイしてほしいということと、けがをしない体作りをしてほしいということですが、気がついた点としては、
@準備運動(ウォーミングアップ)をしないまま疾走すると、体を壊しやすいので、十分に体を温めるようにしてほしいこと。
A「イッチニーサンシー・・・」とかけ声をかけてのストレッチは、効果が少ないので、ゆっくり時間をかけて息を吐きながら10〜20秒程度、筋肉が伸びるのを意識しながらストレッチしてほしいこと。

同行した理学療法士(セラピスト)の新川さん(地域包括ケアセンターいぶき所属)には、ホッケーは初めてながら参加してもらいましたが、いろいろ気づいてくれるところも多く、部屋を回りながら各選手にアドバイスしてくれました。感謝しています。

翌12月6日へ