2008.5 リーダーミーティング

2008.5.15


1)目標
 @地域包括ケアを実践する
 A医療・福祉を通じてこの地域を作っていく(まちづくり)
 B日本一の施設を目指す

2)センター長 あいさつ (畑野)
 日頃はケアセンターいぶきの運営にあたり、皆さんスタッフのご尽力をいただき、本当にありがとうございます。なんとか平成20年度も1ヶ月を経過し、心配していた医療保険の診療報酬もそれほどの減額はなかったようで、安心しました。

 @外来部門においては、川城先生が外来枠を埋めてくださり、患者数が増えています。1日120〜130人くらい。地域住民の安心に結びついていると思います。増えすぎて多いと150人になっていますが、薬剤師の久保さんなど、一人しかいない職種へのしわ寄せが来ないか心配もしています。受付も大変だと思いますし、ニチイのMさんが退職されるため、代わりの方に来ていただいています。

 A訪問看護部門においては、1日平均6名台で、採算を度外視したよい看護を一生懸命してもらっていると思います。今後さらなる住民サービスの向上を目指して、部署内でいろいろと検討していただきたいと思います。

 Bリハビリ部門は、依然として作業療法士(OT)さんの応募がない状況で(応募開始が2月と遅くなったため)、リハ部門の皆さんにはご迷惑をおかけしています。ただ少し見込みのある情報も入ってきていますので、あわてずによい人を採用したいと思いますので、ご理解下さい。

 Cデイケア部門は、徐々に人数を増やしてきてもらっています。リハビリを希望する人も多く、お断りしているケースもあると聞いています。本来の利用目的の「リハビリをしてADLを上げたい」人へのリハビリはもちろんですが、「生き甲斐として最期までリハビリをしたい」という生き甲斐支援のケースも多いようです。スタッフ各位の判断に任せていきますので、よろしくお願いします。

 D老健部門は、理念を「地域支援とリハビリ」に変更したためか、冬期の入所者と夏期の入所者の端境期か、5月は入所者が少なく、代わりにショートステイが20人近くまで増えています。事務長さんのご機嫌を伺いながら上手くやってください。6月には1泊2日の温泉旅行が予定されていますし、映画鑑賞やうどんを食べに行くなど、他の施設ではあり得ないようなことをしてもらっています。よいと思うことは是非やってみてください。ただ、安全面で十分に気をつけていただきたいと思いますし、スタッフの自己満足で終わることのないようお願いします。

 E居宅支援部門や、事務部門、栄養部門の方々におかれても、医療制度(後期高齢者医療制度を含む)が変わるなど、いろいろと大変だと思いますし、一人職種ならではの苦労があると思いますが、よろしくお願いします。

3)平成19年度 地域包括ケアセンターいぶき 各種データ

@診療活動業務 
 外来患者数  年間 24,312人(1日平均 99.8人)、外来診療単価 10,064円

A老人保健施設業務
 入所 定員 50人、 年間入所者数 14,685人(1日平均 40.1人)、ベッド利用率 80.2%
 短期 定員 10人、 年間利用者数  4,387人(1日平均 12.0人)、ベッド利用率 120.0%
 通所リハビリ 定員 20人、年間利用者数 3,341人(1日平均 13.6人)、稼働率 68.0%

B訪問看護ステーション
 年間訪問者数 1,492人(1日平均 6.1人

C居宅介護支援部門 
 介護相談  年間相談件数 1,100件(月平均 91.7件)
 ケアプラン  年間作成件数 426件(月平均 36件)
 訪問調査  年間調査件数  2件(月平均 0.2件)

D研修指導実績
 ジュニアレジデント  実人数3人 のべ151日
 シニアレジデント   実日数0人
 その他外部からの総合医研修受け入れ  実人数 4人 のべ28日
 その他   医学生 実人数 4人 のべ14日、 医療技術職 実人数 4人 のべ22日
 全ての合計  実人数 19人 のべ215日

E豪雪地帯特別措置法の豪雪地帯である
F山村振興法に基づく振興山村のある市町村の診療所である
G辺地に係る公共施設の総合整備のための財政上の特別措置等の促進に関する法律の辺地を診療圏にする診療所である
H当診療所がなければ、当該地区は無医村地区となる出張診療所がある診療所である。

I視察の受け入れ状況  平成18年度 16回、 平成19年度 7回

J学会研究会への参加  平成18年度 37回、 平成19年度 70回

K全国系学会発表  平成19年度 6回

L平成20年4月 職種別職員数
 医師,理学療法士,作業療法士,薬剤師,管理栄養士,看護師20,介護士25,事務,合計62

M部門別実績表 平成19年度
 診療所   事業収入 2億5千万、事業費用 2億3千万、事業利益 2千3百万
 老健    事業収入 2億8千万、事業費用 2億6千万、事業利益 1千7百万
 訪問看護 事業収入 1千2百万、事業費用 2千3百万、事業利益 −1千1百万
 居宅    事業収入 5百万、事業費用 1千2百万、事業利益 −7百万
 総合計   事業収入 5億5千万、事業費用 5億2千万、事業利益 2千3百万