地域連携・多職種協働会議

2008.5.31 @米原市高番

 初めての試みで、消防、保健所、社協、大学院研究生、ケアセンターいぶきのスタッフによる会議&懇親会を行いました。この職種で顔を合わすことはなかなかないのではないでしょうか。社協では、区長さんや民生委員さんと協力して、地域の安全・防災マップを作っていらっしゃいます。災害発生時において、消防や社協が協力して地域住民を救う手だてになるのではと思いました。また消防が「脳卒中後遺症ゼロ」というスローガンを掲げて、病院に搬送される前の、住民への知識の普及活動は、保健所(トップダウン方式)や社協(ボトムアップ)の力を借りるという方法もありそうです。保健所が「地域連携クリティカルパス」を通した地域連携を進めていくなか、消防署のスローガンと通じるところがあり、これも協力すれば、もっとスムーズにいきそうに思いました。消防の取り組みの成果を、臨床研究という手法を用いて、フィードバックできれば、モチベーションの向上にも役立ちそうに思いました。
 とても有意義で、将来にむけて「もっとよくなる」可能性が見えてきました。

 以下は、畑野発表分のスライドです。

地域包括ケアの実践で、老人医療費は下がる
・・・地域包括ケアは、「三方よし」=「買い手よし、売り手よし、世間よし」(近江商人)
=「住民よし、医療機関よし、世間よし」

地域包括ケアセンターが機能していれば、19年度はもっと下がっているはず・・・