ケアセンターいぶき 敬老祭 2008.9.15

 3年目の敬老祭を迎えることができました。老健も理念を少しシフトし、ショートステイを増やし、在宅で過ごされてる人を応援する施設として運営を始めています。私たちの人生の先輩として、激変の時代を生き抜いて来てくださった皆さんのおかげで、今の私たちがあるのだと思います。「おかげさま」という感謝の気持ちで、この敬老祭を一緒に楽しんでいただきたいと思いました。老健の入所の方々だけでなく、デイケアに通っていただいている方々も、そしてご家族の方々の参加もたくさんいただき、賑やかに開催できました。

 オープニングは、杉澤の勝居炎陣太鼓の皆様。音が相当大きく、屋外でやることを想定していましたが、なんとか音を小さくして施設内でしていただきました。7月の屋外ステージでは「もう1回あの太鼓を聞きたいの」とおっしゃるIさんの期待に何とか応えることができました。太鼓の音が、体中に響き渡りました。
地元の大正琴のグループ「伊琴会」の皆様からは、あでやかな音色の大正琴と歌声を披露していただきました。ゆったりと気持ちのよい音色を楽しむことができました。
その後は、ケアセンタースタッフによる寸劇をば・・・入所の皆さんにとっても、知っているスタッフによる劇ですので身近に感じていただけたのか、結構受けたように思います。ただ、遠くからはちょっと何やっているのかわからなかったかもしれません。 また、スタッフ内部では、セクハラに対する懲罰委員会が開かれるようです(冗談)。

 お昼は、皆さんには松花堂弁当が出ました。またたこ焼き、焼きそば、みたらし団子、ベビーカステラ、アイスクリームなどのコーナーも設置し、ご家族やこどもたちも楽しんでいただけたことと思います。

 午後からは、長浜市の「テルちゃんクラブ」による大道芸を披露していただきました。最高齢は80歳の会員もいるという若々しい女性陣により、楽しい芸を楽しむことができました。利用者の皆さんも参加していただき、皿回しも体感できましたね。
最後は、地元の民謡サークルの方々によるハーモニカ、民謡、そして江州音頭を楽しめました。滋賀で育った人たちにとって、音頭が流れると次第に体も動いてきます。毎年感じることですが、普段は歩くこともおぼつかない方が、江州音頭を踊っていらっしゃる風景は、「楽しむことがが元気の素」ということを実感させてくれました。

写真は一部です。高齢者の方々は顔をぼかしております。ご容赦下さい。迷惑に感じる方がありましたらご連絡下さい。
2007年【第2回】の敬老祭 2006年【第1回】の敬老祭 ケアセンターいぶきHP
 この敬老祭の開催にあたり、勝居炎陣太鼓のみなさん、大正琴「伊琴会」の皆さん、大道芸「テルちゃんクラブ」の皆さん、民謡サークルの皆さんをはじめ、浴衣を貸していただき着付けをしてくださった仲谷さま他の皆さん、食堂の日新食品のみなさん、ありがとうございました。また前もって準備していただいたイベント委員の皆さん、他スタッフの皆さんに感謝いたします。