春の来ない冬はない・・・しかし今年は早すぎ? 2009.2.1

 奥伊吹の雪合戦も3年連続で中止となりました。それくらい暖冬となってきているようです。地球温暖化は悪いことばかりではなく、このあたりのような雪国にとっては、毎日の除雪の心配をすることなく過ごすことができます。一人暮らしの高齢者もたくさんおられ、「雪が・・・」と不安に思っていらっしゃいますが、なんとか楽に過ごすことができそうです。節分草も咲き出しました。守っていらっしゃるMさんも、1年前は夫婦の写真を撮らせていただきましたが、今年は一人になってしまわれました。小さな命(節分草やスハマソウ)への気持ちは、去年より熱そうで、「小さな芽が踏まれないように、咲く所を柵で囲ってあげた方がいいですね」と、一緒に話し合いました。

ヤブコウジの実 5mmくらいです

ツルリンドウの実 おいしそうにも見えます

今年もまず咲く「マンサク」  「まず咲く」がなまったそうですよ。

電気のプラズマみたいに延びています

くるくるっと巻かれていたのが、ほどかれていく

不思議ですよね

黄色の放電

ツバキ

杉も花粉満載で・・・ちょっと怖い

すすっと背を伸ばし出しました

一輪・一輪 咲き出しました。虫が来るのを待っています。
往診している家が、ハウスイチゴの農家なのですが、「ハチを飼っています」とのことでした。どうしてハチを?と思ったのですが、植物が実をつけるためには昆虫の存在が必要不可欠のようです。おいしいイチゴが食べられるのは、もちろん作っている農家のおかげなのですが、ミツバチがいないとイチゴも食べられないので、昆虫のおかげとも言えます。