春の妖精展 & 東一華 2009.3.5

 3月3日より、米原市大久保の古民家「大門坂荘」で、「春の妖精(スプリング エフェメラル)」セツブンソウだけを集めた写真展が開かれています。伊吹山麓などで10年以上にわたり写真を撮り続ける山本信子さんが、セツブンソウを地域の宝として知ってもらおうと企画されました。3月22日まで。会場には、雪の伊吹野に咲くセツブンソウなど、過去5年間に撮影したうちの12点を展示しています。
山本さんより・・・
 4月11日より5月10日まで、米原市甲津原の交流センターでも写真展「めぐりくる生命」をします。同時に甲津原の古民家資料館では、友人の山野草の植物画展も同時開催します。
その準備を進めているなかで、今回の大久保での写真展のお話をいただきました。写真展開催の場所が近いので、甲津原とはまた違った展示ができればいいと考え、地元に咲くセツブンソウの展示を思いつきました。
タイトルも「春の妖精(セツブンソウー命のうたー)」
セツブンソウのさまざまな表情を11枚の連作にしました。

「この花がなんでそんなに珍しいんかわからんわ?」と言われるほどありふれた花のようですが、実は大切な地域の宝で、この可憐な花を消してはならないと言う思いと、今回の展示でセツブンソウの魅力を再発見していただければありがたいと言う思いで、今回の写真展の開催をお引き受けいたしました。
平日は時間により無人の場合がありますが、どうぞご覧になってください

米原市大久保集落の坂道を登ると・・・

大門坂荘(谷口隆一さん旧宅)です。

いろりのある古民家

右から順番に見ていくと、一つの詩になるとのこと

山本さんと、大久保のご住職の松井さんがいらっしゃっていました。山野草を守っていただいています

スプリングエフェメラルのひとつ「アズマイチゲ」は、午後2時頃がベスト

天気がいいと顔を持ち上げ、

花びらを広げてくれます。

みんな上向いているのは、初めて見ました。

これからお目覚めの子もいますね

葉っぱがしなしななのが特徴

ヤマネコノメソウも元気でした