午前中は仕事をして、午後から奥伊吹に行ってきました。お目当てはミヤマキスミレ。ついでにブンゲン 1260mにも登ってきました。登り2時間、下り1時間。ただ、ササが生い茂り、道が見つけにくくなっています。今度来るときはカメラの替わりに草刈り機を・・・といつも思っていてもできないのです。
花を見ていると、一つの花の中で、雄しべが花粉を出す時期と、雌しべが花粉を受け取る時期がずれていることに気がつきます。人間でも兄弟で結婚しないのと同じで、植物も遠くの別人と結婚するような仕組みになっているようです。その仲立ちをするのが昆虫であり、昆虫なしでは植物は子孫を残すのが難しい。花は植物と昆虫の不思議な関係で咲いていることに感心します。
|  ブンゲン(滋賀県第3位の山 1260m)より見る伊吹山はお椀型・・・手前は虎子山 | |
|  奥伊吹スキー場はキャンプ場になっています |  ヘビイチゴ? ミツモトソウ? | 
|  タチツボスミレ |  ミヤマキスミレ | 
|  3葉の茎の位置が少しずれているとオオバキスミレ(大葉気黄菫)、同じだとミヤマキスミレ(深山黄菫) だそうですが・・・ | |
|  ピークは過ぎていました |  ネコノメソウの仲間 | 
|  サンカヨウも咲き始めています。ふわっとした小さな花 | |
|  葉っぱは大作りなんですが・・・ |  ミツバツツジがまぶしい | 
|  一気に緑が吹き出しています |  タムシバは終わり | 
|  イワウチワは標高1000m以上ではまだ残り花 |  右に見えるこぶがブンゲン | 
|  ユキザサのつぼみ |  ブンゲンは別名 射能山 とも呼ばれます | 
|  ミヤマシキミ |  今年は異常に少ない菫の仲間 | 
|  新緑の落葉樹の中を進みます | |
|  道はややわかりにくい |  ヤマシャクヤク | 
|  ユキモチソウ(雪餅草)はそのイメージ |  ヤマシャクのふんわり感がなかなか難しい | 
|  キバナイカリソウ(黄花碇草) |  ウラシマソウ(浦島草)は釣り糸のように・・・ | 
|  帰りは甲津原交流センターにある、 |  喫茶『麻心 まごころ』で休憩を | 
|  お勧めキーマカレー |  コーヒーも美味しい |