トップシーズンの伊吹山ですが、台風6号の影響で伊吹山ドライブウェイは崩落して通行止めとなっています(8月6日に開通予定)。自分としては初めて岐阜県春日村笹又から伊吹山に登ってみました。風がなく湿度が高いために汗びっしょりになりましたが、なんとか1時間で静馬ヶ原に着きました。クマに10mほどの所で出会いました。クマの方が逃げてくれました。またシカとも遭遇。人が入らないため静かな山で動物の山になっている様子。(鈴を鳴らし、下山時は笛を鳴らして降りました)
山頂のシモツケソウはピークまであと1週間ほどでしょうか。昨年よりも少し遅れているようです。ドライブウェイが開通するころ見頃になりそうです。往復4時間かかりました。
山頂のお花畑・・・シシウドやメタカラコウは増えてきている印象ですが、シモツケソウは大幅に植生が減っているように思います。特に西遊歩道でのシモツケソウ、東遊歩道に入ったあたりのシモツケソウ群落は壊滅的に減少。中央道でも一面の花畑ではなくなりました。オオヨモギ、アカソ、フジテンニンソウが、シモツケソウに代わって増加。 これを自然と考えるのか、シモツケソウ群落をよみがえらすためにオオヨモギ、アカソ、フジテンニンソウは駆除が必要なのか? アカソを食べる毛虫は増えているようでしたので、心配しなくてもうまくバランスが取れるのか? 疑問に思いました。
|   山頂はメタカラコウがピークになりそうです。 | |
|  池田温泉経由で春日へ・・・揖斐茶で有名です |   タケニグサ | 
|  ヒヨクソウとバッタ(幼虫) |  コウロギ(幼虫) | 
|  キツリフネ(黄釣船) |  チョウ | 
|   ガマズミ |  北尾根をバックにシシウド | 
|  静馬ヶ原は静かです |  メタカラコウと長い口を出して蜜を吸うチョウ | 
|  キリンソウ |  キオン | 
|  出会う人もまばらでした |  ニセイブキゼリでしょうか | 
|  オオハナウド |  オオバギボウシ | 
|  クガイソウ。花穂を5本も出しています |  ウバユリ | 
|  イワアカバナ |  コオニユリ・・・非常にみずみずしい色合い | 
|  クガイソウとメタカラコウ |   シモツケソウは咲き始め、これからです | 
|  イブキジャコウソウは最盛期 |   山頂の山小屋は荷物を担いで運んでおられます | 
|  シュロソウ |  ガスの中の山頂 | 
|  ウツボグサ |  ワレモコウは咲き始め | 
|  トモエソウ(巴草) |  ソバナ |