伊吹野の春 2012.4.21

ここのところ自分のためだけの時間を作ることができず、仕事ばかり増えていっぱいいっぱい。少しの時間を確保して、心を遊ばせてきました。

ある患者さんのご家族からの手紙をいただき、自分の仕事は幸せだと思います。

過日は早朝よりお越しいただきありがとうございました。
早いものです。○七日が過ぎてしまいました。
母は絶対の信頼をしていた先生に最後まで診ていただけて幸せだったと思います。
私たち家族にとりましてもいろいろな介護の悩みや心配も先生の話を伺うと、ほっとして気持ちが楽になれました。
母が老健にお世話になれた事で私たちの介護生活を続けるこることができたと思います。
これも皆先生のお陰と感謝致しております。
長いことありがとうございました。


一方で、果たしてこれからどうしたらいいのかという事も思います。
病気になって介護が必要になっても在宅療養を選択肢にできる地域になりました。要介護4・5でも老健から9〜10割自宅に帰っておられます。家に帰っても往診や訪問看護、(社協などの)ホームヘルプ、デイサービス、デイケアで支えることができますし、ショートステイも月に350人の入退所があるような利用率の高いシステムができています。末期癌の人も「自宅」を希望する場合には最期まで家で過ごすこともできます(病院を希望すれば病院を選ぶこともできますし)。グループホームも増えつつあり、高齢者住宅も徐々にできてきました。
でも、本当にしたいことは若い世代も住みやすい活気のあるまち・・・若い人が帰ってきて子育てしやすく子供がたくさん住めるまち・・・いろんな人々の知恵をお願いします。
 
米原市弥高の弥高川は今が満開。地元の方々が花見を楽しんでいらっしゃいました。
 
ノイバラ
 
岩鏡(イワカガミ)も咲き始めてきました。
 
アケビのつぼみは音符のような
 
イチリンソウ
 
ヒマラヤユキノシタ・・・観賞用
 
大久保の山を背景に桜
 
長尾寺周辺
 
イカリソウ
 
ミツマタと長尾寺
 
ヒトリシズカ(一人静)もみんなで元気がいい
 
ミヤマカタバミ
 
イカリソウ
 
シュンラン(ジジババ)
 
 
トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)も小さな花を開かせました。
 
ニリンソウ(二輪草)
 
ヤマエンゴサク
 
春のひととき咲いて、次の世代の実を作っています。