第5回 多職種連携教育(IPE)研修会

テーマ: 地域密着型認知症ケアを考える

2015.5.28 地域包括ケアセンターいぶき リハビリ室

 米原市内外から、多数の医療職・介護職・行政職の人たちが集まっていただきました。また今回は特に地域とのつながりを重要視し、米原市内の民生委員さんや福祉委員さんにも声をかけて、20名を超える地域の方々に集まっていただきました。総勢90名となり、リハ室が一杯となりました。米原市内の高齢者人口は、頭打ちとなっていますが、人口構造は高齢者の割合が増えていきます。住み慣れた地域で過ごすことができるよう、専門職以外に地域の方々との連携が必要です。

 初めて参加の人もいらっしゃいましたし、何度も参加されている人もいました。はじめは緊張気味でしたが、すぐに打ち解けて、一つの(匿名の)症例に対して、グループワークができました。また全体で検討事項を発表しあいました。発表することに慣れてきた参加者も多くなってきており、何よりも「楽しい」、「居心地がいい」時間を共有できたのではないでしょうか。

職種:ケアマネ、理学療法士、作業療法士、保健師、民生委員、介護福祉士、看護師、歯科衛生士、医師、薬剤師、ヘルパー、鍼灸師、福祉委員、福祉用具専門相談員、ソーシャルワーカー、市役所高齢福祉課、管理栄養士、介護士、医学生、社会福祉士、支援相談員、生活相談員、美理容師

今後の方向性として、長浜市などへのIPE研修の伝達、広域でのIPE会議、病院と地域との連携、逆に自治会レベルなど小さな単位でのIPEなど。テーマも認知症の他、緩和ケアや精神などへの取り組みもあるでしょうか?。 若いやる気のあるリーダーに期待することは大きい。


橋本さんよりオープニングのプレゼンテーション 

地域で過ごす高齢者夫婦と民生委員さんというシナリオで寸劇。 

提示されたケースについて、グループごとに問題点を挙げてまとめています 

職種を超えて、世代を超えての交流 

滋賀医大の学生さんも参加してもらいました。 
 
 
 
 

それぞれのグループから発表してもらいました。 
 
 
 
 
 
 
 
 

思いもかけない提案もありました。 

あっという間の2時間でした。ご参加、ありがとうございました。 
また準備していただいたスタッフの皆さんに感謝です。