2016 オーストラリア遠征 F-H-Eカップ

2016-11-27


男子3位決定戦

11月27日
 Perth Hockey Stadium Pitch 1
  JAPAN vs BJSS
 FHEカップ3位決定戦。大会最後の相手はBJSS(マレーシア)。メダルをかけて満身創痍で試合に臨んだ。

    前半の出場選手

  早川    松島   三松
 (千葉)  (山中) (伊東)
  山本    丸山   和田
 (本間) (和久利) (髙島)
  西田    高松   二澤
 (福田)   川村
        大場

    後半の出場選手

  千葉    山中   伊東
 (早川)  (松島) (三松)
  本間   和久利   髙島
 (山本)  (丸山) (和田)
  西田    高松   二澤
 (福田)   川村
        大場

 立ち上がりから、一進一退の攻防が続く。日本は激しいプレスで前線から相手に食らいつき、ボールカットを狙う。最初のチャンスは11分、#18松島がサークル内の#16伊東にパスを送りシュートするもGKに止められ得点できない。直後の12分、PCを獲得。#3川村のシュートは惜しくもGKに弾かれる。14分、右サイドから攻め込まれシュートを打たれるが、#1大場のセーブでピンチをしのぐ。何とか先制したい日本は、スペースを広く使い、チャンスを生み出そうとする。20分、#16伊東が体勢を崩しながらシュートを放つもゴールを捉えられない。両チーム決定的な得点チャンスを生かせず0-0のまま前半を折り返す。
 後半は日本ペースで進み、相手陣地に攻め込む回数が増え始める。6分、味方のパスに#16伊東がゴール前で合わせるが、ゴールラインぎりぎりのところで相手ディフェンスに止められ得点ならず。8分、9分とPCを獲得するがGKのセーブで相手ゴールをこじ開けることができない。時間が経過するにつれて相手の運動量が落ちてくる。一方で、日本チームは一人
一人がマークの確認、指示の声かけなど一瞬たりとも集中を切らさない。17分、日本チーム最大のチャンスが訪れる。PCを獲得し、#3川村がゴール隅にフリックシュートを突き刺し待望の先制点を挙げる。相手も同点に追いつこうと必死に反撃してくる。21分、日本の反則からPCを取られるが、固い守備から得点を許さない。最後の最後まで運動量を落とすことなく日本のゲームスタイルをキープし続ける。ここで試合終了。1-0で勝利。日本は3位となり銅メダルを獲得した。選手、スタッフ全員で勝ち取った3位入賞である。














女子決勝戦


11月27日
Perth Hockey Stadium
11:50~  JAPAN vs  HEAT

 遠藤   宮田   寺谷
(福永) (玉木) (田中)
 榎倉   五島   中口
(佐々木)(山﨑) (信末)
 岡本   高木   野村
      濱本
      牛若
     (澤田)

前半 日本はなかなか前線にパスを送ることができず、HEATに攻め込まれる。4分、HEATに中央から打ち込まれたボールがDFの足にあたりPCを取られるが、シュートはアップボールとなる。#2濵本、#3髙木、#4野村、#5岡本らがしっかりとマークにつき、HEATの攻撃を許さない。日本は、HEATのプレスに対して、#6中口がスクープで裏のスペースを狙う。15分、#10山﨑からのパスを受けた#13佐々木がPCを取得し、シュートをするがロングコーナーとなる。その後も、#10山﨑、#9榎倉、#7信末、#16五島らを中心にインターセプトを狙い、攻撃を仕掛ける。21分、#10山﨑がロングコーナーからPCをとり、#3髙木からのパスを受けた#11田中がヒットシュートを決め、先制点をあげ、前半を1-0で終了する。
後半 反撃に出るHEATは、果敢に攻撃を仕掛けてくる。4分、右サイドからゴール前に通されるが、GK#1澤田がクリアする。その後、すぐにボールを奪ったHEATに左からのセンターリングをタッチシュートで決められ、1-1となる。#8玉木、#14福永、#15宮田、#17寺谷、#18遠藤のFW陣が前から積極的にプレッシャーをかける。9分、#3髙木にグリーンカードが出される。その直後、HEATにサークルに持ち込まれ、シュートを打たれるが、GK#1澤田が前に飛び出し、ナイスセーブを見せる。10分、HEATに左サイドからパスで崩され、シュートを決められる。12分にも、PCを取られるなど苦しい展開となる。15分、#6中口がPCを取得し、#2濵本がスイープヒットでゴールを決め、2-2とする。17分、#2濵本が#6中口にパスを通し、#6中口が右抜きでDFをかわし、スピードに乗ってサークルに入り、シュートを冷静に決めて逆転。その後、HEATはパワープレーで攻撃を仕掛けてくる。#12牛若の声でDF陣を引き締めるが、HEATにPCを取られ、これがラストプレーとなる。HEATのヒットが枠を外れ、3-2のまま試合が終了し、日本が優勝した。

今回の遠征に携わってくださった関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。ご声援ありがとうございました。