まいばら○ごと交流会

2017.4.8 奥伊吹スキー場 センターハウス内

午前 老健回診、書類整理、入所者診察、往診
午後 「米原まるごと交流会」、書類整理

◆土曜日の今日は、ショート入所が5名、ロング入所が3名。ロングはご夫婦での入所でした。

◆老健のベランダから桜の花が見られる季節となりました。天気がよければGood!

◆「米原まるごと交流会」 今日は奥伊吹スキー場で
デザインの会社や、まち作り会社、ケアセンターいぶき、サロン、社協、シルバー人材センター、空き家対策研究会、移動販売、ケアマネ、奥伊吹観光会社、社福ひだまり、訪問看護ステーション、障害者作業所、米原市役所、子ども食堂、お茶の間クラブ・・・40名あまりの参加がありました。  異業種交流会です。

○買いものについて・・・地域で野菜を売る、サロンや事業所で食物や野菜、加工品、衣料品を売る、移動販売車の利用、認知症予防(商品を選ぶ、お金を払うなど)、役割作り

○空き家対策・・・シェアハウスなど。介護ステーション。

○事業所のパンフレット製作

○就労支援・・・医療機関に受診されている50代、60代の人は、まだまだ残存機能を活かして働ける・・・電話対応や文書の袋詰めなど、清掃やお話ボランティアなど、ピアカウンセリング。

○若者(大学生)の呼び込み・・・アルバイト・・・放課後児童クラブ、障害児の夏休み・春休みなど、老健の年末年始の食事介助など。

異業種が混じって話し合うことで、いろいろなアイデアが浮かんできます。機会を作っていただいた社協の皆さんに感謝です。自分のしたいことでもアリマシタ。


希望が生まれる介護セミナー ”きぼうま”

2017.4.9 

希望が生まれる介護セミナー”きぼうま” 米原公民館

◆希望が生まれる施設環境創り
  ~地域とつながる介護の取り組みから~  医療法人社団 緩和ケアクリニック・恵庭 山下総司氏


・施設に入所したい人は誰もいない・・・目的はリハビリ・機能訓練・脳トレ・予防など
 「してあげる」発想
・「帰りたい」という利用者・・・職員はうそをついていないか? 信用している職員だから声をかける
・人間の情報収集力の80%が視覚から・・・イメージ、装飾が大事なわけ
・理想を現実にする・・・やってみる→評価→見直し→しっかり伝える・・伝えることは難しい
・環境創り・・・お互いに過ごしやすい環境は、気遣いにつながる。ゴールは人材育成
・施設では常に見られる(見張られる)→家ではくつろげる
・レイアウトの工夫、考える介護を
・利用者には見える目標を作ってあげる

◆足からはじめるコミュニケーション
     社福法人 ひだまり訪問看護ステーションひまわり、フットケアアドバイザー
            児玉さつき氏・藤本美智子氏


自分のフットケアは高齢者や病気を持った人にとっては難しい
・足の機能・・・支える・歩く筋力・バランスコントロール
・フットケア外来・・・アセスメント・足浴・爪と皮膚の境界・爪を整える・保湿
・爪の正しい切り方
・巻き爪のテーピングの仕方
・皮膚の状態に気がつく
・魚の目、たこ、いぼ
・実技

◆だから介護はおもしろい    新潟県坂井市 田中晶氏

・尊厳が重視されるわけ・・・介護する側とされる側には上下関係がある(役割で人は変わる)
・認知症が進んだ?・・・言葉を分けて伝えること
・認知症の周辺症状の根本には・・・中核症状と、理由がある
・「笑顔」が人を傷つけるとき
・『ストローク』が大切・・・相手の反応、心の栄養となる
・最も辛いことは、無視されること、必要とされないこと
・介護者も利用者も心の栄養をすり減らさないような関係
・プラスのストロークを盛り込む・・・言葉で動作で(声をかける、信じる、味方になる)
・ブログ【たなかいご】を見てね

◆ここ2日間の成果
・障害者や若年性認知症の人の就労支援・・・就労移行支援事業所『スマイルプラス』とつながった
・空き家対策と地域コミュニティの維持・・・シェアハウスのアイデアと、空き家対策委員長とつながった
・新しいパンフレット製作・・・デザイナーとつながった
・地域とつながる介護現場作り・・・プランナーとつながった
・米原市西部地域の訪問看護・・・訪問看護ステーションとつながった
・自分の生きる原点・・・何のために自分が生きている(仕事をしている)か原点に戻れた