伊吹町上野と弥高の境くらいに、弥高百坊があります。 
10月4日には、上平寺で京極氏の活躍した戦国の世のシンポジウムも開かれますし、
去年たどった足跡をもう一度訪ねてみました。去年の様子とコースはこちら。
|  悉地院には、花がいっぱいさいています。門の左には白い萩の花。隅のほうに車を留めさせていただき山道を登りました。→悉地院HP |  ベニバナボロギク・・・これ以上は開かないのでしょうか? でもオレンジ色が鮮やかでした。アフリカ原産の帰化植物。 | 
|  アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)(感謝→TN様) |  シラヤマギク | 
|  ヨメナ |  ツリバナ(吊花)の実だそうです。(感謝→michikusa mama様、C−NA様) | 
|  ウドの花→実 |  ヒヨドリバナ | 
|  キブシの実・・・春には黄色い花だったのに(感謝→mten様) |  マルバハギ(丸葉萩) | 
|  オトコエシ |  ヨウシュヤマゴボウ・・・熟すると奥のように黒くなる | 
|  ヤクシソウ(薬師草)・・・名前のわりに薬草ではないらしい |  同じくヤクシソウ | 
|  コウヤボウキ(高野箒)の花。この辺りでは珍しいのでしょうか? この後の種子がまたきれいなようです。(感謝→C-NA様、TN様) |  ノダケ(野竹)・・・シシウドの仲間だそうですが、花は紫色です | 
|  ツリフネソウ(釣船草)とミズヒキ(水引) |  弥高百坊のいわれです | 
|  ミズヒキとつぼみのリュウノウギク |  イブキトリカブト | 
|  坊跡は、地元の弥高区の人たちが草刈をされていました。 |  本坊跡。2段になっており、大きな坊があったことが思い浮かびます。所々にトリカブトが咲いています。 | 
|  望遠で伊吹山を見るとちょうど3合目と同じ高さ |  山頂を見ると、測候所が見えます | 
|  本坊跡から、岐阜方面。関ヶ原、遠く濃尾平野が見えます。天気がいいと名古屋ツインタワーも見えるらしい。手前の山には上平寺城があります。 |  滋賀方面。米原から近江八幡、琵琶湖の方を望む。彦根の佐和山も見える。この地が関東と関西の要所であることがわかります。 | 
|  ヤマボクチ(山火口)。これで花か?と思いましたが、これから咲くのですね。(感謝→mten様) |  ガマズミの実 | 
|  セメント採石場です。伊吹山の南斜面も削られてきたのは残念ですが、セメント産業は大切な伊吹の産業として長い間栄えてきました。 | 降りるとき、二人の作業員の人に会いました。弥高百坊から伊吹山5合目への山道、上平寺への道を草刈しているそうです。 「花を見に行った? 物好きな人やなぁ、熊に会わんかったかい? 今年はスズメバチは少ないな」と作業の人。 弥高百坊は、地元の人達が大切に守ろうとされています。戦乱の世で、資料が焼失してしまったことが惜しまれます。焼かれてしまった理由については、こちらを見てください。京極氏の内紛が原因のようです。 |